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外科的治療
痔は軽いものであれば生活習慣の改善や薬物療法で症状をおさえることが可能ですが、
症状の程度によっては手術などの外科的治療が必要になります。
外来で施行できる小手術
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硬化療法(ALTA療法)※
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ゴム輪結紮法
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局所麻酔下の痔核切除術
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局所麻酔下の側方内括約筋切開術…裂肛を繰り返し、痛みと狭窄の強い場合の手術
上記手術は、日帰り手術が可能です。ただし、比較的軽度の痔核が対象です。
※ALTA療法について
ALTA療法とは、硫酸アルミニウムカリウム水和物、タンニン酸を有効成分とする薬剤を痔に直接注射して、痔に流れ込む血液の量を減らし、痔を硬くして粘膜に癒着・固定させる治療法です。
適応となる痔核に制限がありますが、ALTA療法の利点としては局所麻酔で行いますので日帰り治療が可能なこと、術後の痛みが少ないことがあげられます。
ALTA療法は四段階注射法という独特の手技を用いて投与する為、"内痔核治療法研究会"の指定する講習会を修了した医師がおこないます。
入院手術(腰椎麻酔下の手術)
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痔核根治術
入院当日に手術を行います。腰椎麻酔ですので一時的に下半身が麻痺状態になりますが、麻酔がきれれば歩行は可能になります。
術後3日~5日間程度で退院となります。
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痔瘻根治手術
痔瘻に対する手術です。入院期間は病態によって異なります。
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裂肛根治手術
裂肛(切れ痔)に対する手術です。裂肛を繰り返していると炎症で肛門が狭窄してきます。このような場合に手術が必要となります。
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肛門狭窄形成手術
肛門狭窄に対する手術です。
年間手術件数
肛門疾患の手術は日帰り手術を含めると年間900例以上行っております。
また、炎症性腸疾患に合併する肛門疾患においても肛門科専門医が積極的に手術治療を行っております。
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